第10話 青銅の魔人

監   督 根本 実樹
脚   本 大西 信介
特技監督 佐川 和夫
怪   獣 ゲシュート

 ストレスを吸収する青銅像がストレス溜まりすぎて大暴れするという、どこかのオヤジみたいな話ですが、話が単純なだけに展開もしやすく、テンポも見やすいものになっています。でも突っ込みポイントも多いんですよね。
 今回のレポート、結構文句たらたらのようですが、決して面白くなかったわけじゃなく、結構楽しませていただいておりますので、そのへん誤解なく。

 ということで、レポート書くのも簡単だなーと思っていたら、これがなかなか難しい。よーく考えてみると、こちらが考える部分がないんですよね。今回の作品、メッセージ性がほとんどなく、ただ起こった出来事を並べたという感じでした。
 まぁ、たまにはこういう作品もいいでしょう。ウルトラマンコスモスって、説教じみてたり、テーマが重かったりと、それなりに見ているほうを疲れさせますから、うすらぼんやり見るほうが楽しい作品が出てきてもいい頃ではありますね。

 ということで、EYESメンバーのストレス紹介コーナーからですな。みんなそれぞれにストレス溜まってるようですねぇ。ドイガキ(須藤公一)はカオスヘッダー攻撃予測装置の開発を命じられストレスが溜まってます。
 フブキ(市瀬秀和)のストレスも強調されてましたが、別に強調しないでもいいんちゃうかな。今回に限らずいつもストレス溜まってそうですもん。だって、ゲシュートのストレス攻撃を受けた時、夢遊病者のように「こ〜げきぃ、こ〜げきぃ」って繰り返してたくらいですから、普段から攻撃したくてたまらないのに攻撃できないってことが、めっちゃストレスなのに違いありません。まぁ、このフブキのストレスは、ムサシ(杉浦太陽)にストレスを感じさせるためのものなんでしょうけどね。
 そうそう、このときのフブキ、某アニメの「目標をセンターに入れてスイッチ(繰り返し)」ってのを思い出しちゃいました。

 このストレス紹介シーンで、ヒウラ(嶋大輔)とシノブ(坂上香織)が防衛軍との会合に出ていたと言っております。ようやくちょっとだけ防衛軍という言葉が出てきましたねぇ。そのうち、防衛軍との大バトルが見られるのかもしれませんな。
 あっと、アヤノ(鈴木繭菓)を忘れてた。だって、どうみてもアヤノにはストレス溜まってそうにないんだもん。てっか、アヤノのヘルメット姿、似合わねーなぁ・・・。サイズ変えてもらったら少しはましになるかもよ。

 んじゃ、戦闘シーンのツッコミにいってみましょうか・・・って、いきなりCGコスモスだよ・・・げんなり。その上違和感ありありの宙返り・・・ダブルでげんなり。この他、空中でコスモスがストレス光線を浴びるあたりもプチげんなり。光線浴びてダメージ受けたんなら落ちなきゃだめでしょ!。ここしばらく、それなりに安定した戦闘シーンを見せていただいてたのですが、今回ちょっと逆戻り。残念だなぁ。
 また、今回はジオラマ壊しが出てくるかとどきどきしながら待っていたのですが、結局出てこず、こちらもげんなり。碑文が解析されたときに、ゲシュートの光線で古代の村が火の海に包まれるシーンが出てきちゃったものですから、かなり期待していたんですが、そこまで・・・。うーん、古代のシーンは想像図ってことなんでしょうかねぇ。
 怪獣の目的が破壊行動ではないのはわかりますが、街中を普通に動けば当然街の破壊というのはついて回ると思います。わざわざ街を避けて移動するなんて、そこまで人間のことを考える怪獣なんていないと思いますけど・・・。

 どきどきしたといえばもうひとつ。コスモスがストレス光線を浴びながらコロナモードにチェンジするところ。ストレス溜まりまくったコロナモードがどういう行動をとるか、めっちゃ期待してたんですけど、結局ストレスを増幅させて撃ち返しただけ。まぁ、コスモスまでがストレスで暴れだしたら、放映期間が5年あっても終わらんもんなぁ。
 てっか、ストレスを増幅して撃ち返すくらいですから、コスモスもストレスが溜まってるんだなぁ。ムサシの相手も大変なんだねぇ。
 
 その増幅されたストレスを浴びて破裂しちゃったゲシュート、まるで八つ当たりした相手にぼっこぼこにされた間抜けな人みたいです。でも、破裂しちゃったらストレスがバラ撒かれちゃったりしないんでしょうか。もし、そうならあのあたりの人たちストレス溜まりまくってしまってますよねぇ。はっ、そうか。きっとあのあと、コスモスが(フブキにやったように)1人ずつ猫だましして我に返してあげたんだ。
 さて、青銅像が回収されめでたしめでたしなんですが、回収されるまでの間当然ガラスケースに入ってませんよね。ってことは回収されるまでの間、ストレス吸収しちゃったりしないのかなぁ。

 いや、ほんと今回ツッコミポイント多くて、こっちがストレス溜まっちゃたりするかも。

 ゲシュートの造形についても触れておきましょう。コスモスの怪獣、私誉めてばっかりですが、今回もいい出来です。いや、ほんとコスモス怪獣きれいですよ。
 アクターさんの芝居もうまい。ストレス光線が出なくなったときにオタオタしてるところはかわいさすら感じます。これも造形がきれいだからでしょうね。
 でも、でもですよ。ストレス光線のエネルギーなくなっても、元の小さい青銅像に戻ったりはしないんだなぁ・・・ちょっと納得いかんぞ。

 それでは、今週注目の人。まずはドイガキ。吉井(堀江奈々)に気がありながらそれに気がつかないってところでしょうか。こういう設定はちょっと無理があるような気もしないではないですが、ドイガキのキャラクターなら許せそうですな。芝居がくさいっちゃくさいのですが、子供にはこういう芝居のほうが受けるのかもしれません。
 つづいてフブキ。今週はコワイです。前述のとおり、ストレス光線浴びたときのフブキもコワイですが、もっとコワイのは、青銅像のガラスケースを開けたときの顔でしょう。うー、寒気が来るくらいコワイよー。あの顔で、ちゃん呼びされたムサシ、冒頭の言い争いの時よりもストレス溜まってそうです。
 つづいて、そのムサシ。ドイガキに吉井から碑文解析の報が入った時の顔に注目。ほら、ここでもムサシ、ストレス溜まってますわ。

 あー、わかった。このとき溜まったストレスでゲシュートをやっつけたのか!。


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